9月の夜9時頃、はくちょう座は頭の真上辺りに見えています。大きな十字型の星の並びを探してみましょう。十字の部分は「北十字」と呼ばれています。十字の頭には一等星デネブが輝いています。
はくちょう座のデネブは、日本では「ふるたなばた(古七夕)」「たなばたのあとぼし」とも呼ばれました。デネブがこと座(たなばた)の後から空に上ることに由来するようです。その他、デネブが天の川の中に見えることから「あまのがわぼし」とも呼ばれました。また、北十字を「じゅうもんじさま」と呼ぶ地域もあるようです。
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